過去ログ - とある一位の鬼隠し
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939:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:20:16.62 ID:cLujty1DO
一瞬一方通行の力が緩みようやくレナの指がドアから解放され彼女はそのまま後方に倒れた


その隙に扉を完全に閉めしっかりと施錠をする一方通行

彼の息は荒く体全体に汗が滝のように流れていた

糸が切れたようにドアに背中を預ける一方通行


一方通行(レ…レナは一体…)


ドン…

鈍い音がドアの向こうから聞こえた

一方通行の心臓が跳ね上がり杖も使わずよろめきながらも急いでドアから離れる


レナ「開けて…開けて…道行くん…お願い開けて。レナが悪かったのなら謝るから…」


レナの声と共にズルズルと力無くドアをなぞる音が聞こえてくる


一方通行「あ…ァ…あ…」


一方通行の奥歯がガチガチと震える

今まで一方通行に突っかかって来た者はここまで痛め付けると普通一目散に逃走していた

だからこそレナの行動が一方通行には全く理解できない


レナ「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」


不気味にただ不気味に"ごめんなさい"という言葉がドアの向こうから響き続けていた



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