過去ログ - とある一位の鬼隠し
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967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:05:13.35 ID:/ba5D3fDO
ふとあれほどうるさく鳴いていた蝉の声がピタッと止んだ
それまでの空気が一気に張り詰めたものに変わる

まるで禁句を述べてしまったかのように

まるで突然やって来た何かを恐れているかのように


ひた………ひた……ひた…ひた


後方から静かな足音が一方通行の耳に入ってきた

足音こそ潜めているが前回のように密かにつけ回るような様子は感じられない


一方通行(……来やがったか)


電極を跳ね上げ勢いよく振り返る


「道行くん…」


レナがいた

いつだったか宝探しに使われた大鉈を片手に持ちまとわり付く様な嫌な笑みを浮かべたレナがいた


レナ「見ぃつけた☆」


夕陽を乱反射させる大鉈がゆらゆらと光る

背筋が冷たくなるのを感じる一方通行



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