過去ログ - P「七六五物語」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/01(金) 04:53:31.15 ID:xcmNLGFIO

「……うぉい」

「なんでしょうか?右側が寂しいのでしょうか?」

いや、そんなことは一切無い。
むしろ口内は貴音の蓮華によりお祭り並の大盛況だ。

「そうなら言ってくれれば……」

と、貴音はカウンターにある胡椒を取り、そのフタを開け、そのまま俺の口に突っ込んだ。

喉を通り鼻から胡椒の香りがする。

「これで寂しくはないと思われます」

貴音は冷めた無表情を俺に向けながら言う。


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