過去ログ - レッド「伝説厨と呼ばれようとも」
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62:Knighthood[saga]
2012/06/04(月) 16:59:39.97 ID:2jXhvnfS0
「レックウザ!!」
レッドのボールから出てきたのはグリーン戦でも使ったレックウザ。
(レックウザ…伝説のポケモン、こんな子供がどうやって・・・いや、今は集中すべきだな。)
(俺のイシツブテではこのバトルには勝てなくとも、レッド君の力量を測ることことはできる。)
タケシはジムリーダーである。ジムリーダーとはただポケモンバトルに強いトレーナーという訳ではない。
ジムリーダーとは、みながチャレンジャーに対して、勝っても、負けても
チャレンジャーが成長出来るようにバトルし、勝利し、敗北している。
ジムリーダーとのジムバトルは敗北しても勝利したとしても確実にそのチャレンジャーは
チャンピオンへの道に一歩、半歩とすすんでいるのだ。
そのため、タケシは相手が勝機ゼロのレックウザに変わっても、レッドを試し、成長させる
その一点にのみ、実力を注ぎ始める。
「レックウザ!!しんそく!」
レッドが初手に選ぶ確立が最も高い技。だがタケシはしんそくに対し冷静に対処する。
「イシツブテ!!思いっきり地面に顔をうずめろ!!」
イシツブテは即行動に移しはじめる。
そのことによりレックウザの攻撃はイシツブテの頭上を通るというだけになった。
「イシツブテ!!いわおとし!!」
レックウザに対していわおとしはこうかばつぐん。
だがダメージはとても少ないだろう。それがタケシの狙い。
レッドが勝利だけにこだわるのであるのならばもう一回攻撃してくるだろう。レックウザへのダメージを気にせずに。
ダメージが微量だからと気にしなかったいいだろうが、ダメージが微量なのはレックウザゆえである。
そして微量とはいえダメージはダメージ。ポケモンのことをレッドがどれほど気にかけているかを
さっそくタケシはレッドを試していた。
タケシはもうすでにこの勝負を捨てている。
だからレッドの人格を余裕をもちながら見極めることができる。
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