過去ログ - リレー小説用スレ「the endless world」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/14(火) 00:41:14.10 ID:Wtb9fFaWo
―――数日後

「くっどういう事なんだ・・・」

この額にしわを寄せながら思案をしている40代くらいの男は、
やせ形の体型に少し骨ばった顔に広い額、苦労が多いのか髪の毛には白髪が混ざっている。
男の名前は鴉原 俊郎(からすばら としお)ここ、『亜人類進化研究所』の所長である。
この研究所では、紅眼、正式名用、亜人類【The sub-human】の研究と対処方法を研究している機関である。

「亜人類に対する対抗手段を完成させる一歩手前まで言っておきながら! 私はまたしても!」

悔しさに顔をゆがませながら鴉原は机に拳をたたきつける。
以前にも同じようなことがあった、今回の対亜人類に対する対抗手段である、イージスは数年前に種子島凜々子の父親である、
種子島 寿一郎(たねがしま じゅういちろう)の開発したFAシステム(フュージョンアーマー)を元に開発されたものである。
件の寿一郎は開発途中FAシステムの資料の殆を持って行方不明になってしまっている。

「まだだ、何としても・・・五年前の悲劇が繰り返される前に紅眼への対抗手段を完成させなくては・・・・・・!!」


その時、緊急事態を示す警報が鳴り響き、所長室のドアが開かれ顔を真っ青にした研究員が飛び込んでくる。

「所長! 緊急事態です!!」

「なんだ、何事だ!」

鴉原は研究員に問う、息をを切らした研究員が応えた。

「紅眼です! 紅眼が現れました!」

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「研究所に行くのかい?」

「ああ、凜々子さんと真上さんの事を聞かなくちゃいけないからな」

上城が質問し、亮一が返答する、美尋は亮一の傍らにいる、彼女も行くつもりなのだろう。
その時、自宅の電話が鳴る、上城が「僕が出るよ」と言って電話に出る、電話に出た上城の顔がみるみる青字ざめていく。
そして、電話を置いて言った。

「高崎君、大変だ! 研究所に紅眼がでた!」




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