過去ログ - リレー小説用スレ「the endless world」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/17(火) 19:52:30.82 ID:Pivy1AhPo
「何ともない、何の問題もなく平和だ、世界中で化け物が暴れているなんて嘘みたいにな」

俺は凜々子さんに返答する、俺が通っている学校はなんてことのない普通の学校だ、
よく漫画とか小説とかでは俺みたいなポジションのキャラは同じような境遇の人たちの通う少し特殊な学校に通ってるとかそういう設定だったりするものだが、
これは小説ではなく現実だ、そんな心強いことはない。

「ふーん、そうなの?」

言ったあと、気づいたように。

「あ、そうそう美尋ちゃんの様子はどう? あの子人見知りだしお兄さん居なくて心細くしてるんじゃない?」

「ああ、あいつなら・・・・・・」

俺が答えようとしたところで、別の声が先に返答する。

「大丈夫、亮一がいるから」

声のした方を見る、そこにいたのは、俺の服の裾を掴む小柄な少女、真上美尋である。
彼女は、セミロングの黒い髪に、赤子のような肌、猫のような鋭い眼をしており、儚げな雰囲気をまとった少女であり、俺とは同級生だ。
そして人見知りであり、兄である真上敬祐と俺にしか心を開いていない、兄が卒業した今、学校では俺にいつもくっついてきている、
本人いわく「安心するから」と言ってたが。

「ただいまー」

今帰って来たのは上条祐介、俺たちとは違う学校に通っている。以上

「学校はどうだった?」

「学校ですか、今日も紅眼が出なかったし問題はなかったよ、まあ出て来たとしてもまだ対抗手段の完成してない僕には何もできないのが悔しいけどね」

紅眼(クリムゾン)、一部で呼ばれている、化け物の名前だ、目が赤いという事で一時的につけられた名前だ、そのまんま過ぎると思うけどな。

化け物は頻繁に出てくるというわけではない、時々出てきては、甚大な被害をもたらしていく。
現状、人類が太刀打ちできる存在ではないと言われているほどに

安価↓







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