過去ログ - ほむら「暇だしごまどかでも虐めようかしら」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/04(月) 10:15:50.35 ID:dBS3+tTao
── 秘境・グンマー

場所は見滝原。
河原を見るとアザラシ状の生物を見ることができる。

ごまどか「ウェヒ?」

名をごまどか。見た目はアザラシの仔だが、生物学上はまったく別種の生き物である。
白い柔毛の覆われた体。両側頭部には桃色の房毛があり、リボンをつけているように見える。
一見リボンの様だが、これは頭髪の一部が変化したものであり、色は主に赤・黄など。機能は不明である。

ほむラッコ「ホムゥ?」パチャパチャ

川に姿を現したのはほむラッコ。
これも一見ラッコに見えるが、ラッコとは別種生き物だ。
特徴は黒く長い頭髪。幼獣の間は髪は三つ編みになっており、目の周りには眼鏡を連想させる黒い縁がある。
成獣になるにつれ、黒縁が薄れ髪もほどけてゆくのだ。
この2体の他にも、グンマーにはもどき生物が数多く生息している。杏ペンギン、ゆまねこetc……

ごまどか「ウェヒィ? ウェヒヒヒヒヒッ!!」ズリズリ

ほむラッコ「マロカ? ホムホムッ!」スイー

お互い気が付き、川辺に寄っていく。
実はこの2体、生殖可能なのである。別種の生物だというのに、だ。
特にごまどかは、どんな生物とでも仔を成すことができる。
ただし、ほむラッコ以外の場合、生まれてくる仔はごまどかになるが……
近年、開発が進むグンマーにおいて、都市部に住み着いたごまどかが問題視されている。
持ち前の繁殖力と、都市部の生活環境が相まって爆発的に増加するからだ。
ごまどかは雑食で街の景観を破壊し、何より病原菌のキャリアにもなるので害獣認定を受けている。
都市部においてはサーチアンドデストロイだが、野生種はその限りではない。
そんなことは関係なしとする人間もいるが、特に罰則もないため放置されている。
誰もが、ごまどかなんて殺しても勝手に増えるだろう、という認識なのだ。
2匹の観察に戻ろう。

ごまどか「ウェヒヒィー!! ホムラチャ!! ホムラチャーッ!!」ジタバタ

ほむラッコ「ホムッ! ホムンッ! マロカーッ!!」カンカンカン

ごまどかは体をくねらせ芋虫のように地面を這い、ほむラッコは腹の上に乗せた貝を打ち鳴らす。
番を作るだけあって、2匹の関係は良好だ。本能で分かっているのだろう。

ごまどか「ホムラチャーーッ!!」ピョーン

全身の力を振り絞り、ごまどかが跳び上がる。
白い影が放物線を描き川へと向かう。

ほむラッコ「マロカーーッ!!」ウケトメ



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