過去ログ - 勇者「すごい美人で有能な僧侶と魔法使いをお願いします」
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762:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/06/23(土) 03:30:24.54 ID:yWQiwylQo
ドラゴン「さあ、撃ってみろ……その魔法銃を!!」

勇者「しかし、その輝かしい戦歴の影にどれほどの同胞が泥をかぶり、血を流したんだ?」

ドラゴン「……」

勇者「負けない戦いには必ず犠牲がいる。側近のお前なら嫌というほどみてきたはずだ」

ドラゴン「それがどうした?」

勇者「この戦いも魔王にとっては明日の勝利への布石にすぎないんだろ?」

ドラゴン「何がいいたい?」

勇者「お前は捨てられたわけだ。情報収集のために死ねといわれたんだろ?」

ドラゴン「違う!!!」

勇者「違わないだろう。大昔、魔法銃という未知の兵器によって魔王は敗戦した」

勇者「情報が一切なかったからだ。だからこそ、魔王は鉄壁の孤島に引き篭もり、魔法銃の対策を練ろうとした」

ドラゴン「……」

勇者「でも、人間の行動は早く、船で攻めてきた。そこで魔王は魔法銃を詰んだ船を永遠に彷徨わせることで戦いを回避した」

勇者「当時の勇者も海流を操られ、しかも船そのものを幻惑させるという二段構えには意表を突かれたんだろう。抵抗もできずに幻覚の中で溺れ死んだ」

ドラゴン「そうだ。そしてエルフを弾圧し、人間との交流も絶えた。魔法銃の精製は完全になくなったはずだった……!!」


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