過去ログ - セイバー「今日もアヴァロンに独りぼっちだ……」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/07/21(土) 01:49:45.34 ID:XSFIyXMBo
【花火師】

ジャンヌ「ジル・ド・レェ卿、貴方はお祭りに花火を用意しているとか」テクテク

ジル「じゃ、ジャンヌッ!!」ハッ

ジャンヌ「頑張ってください」

ジル「こ、このジル・ド・レェ! 最高にCOOLな花火を用意いたします故!」

ジル「ジャンヌは特等席で私めが作った花火を御覧下さりませ!!」

ジャンヌ「いえ、私は皆と一緒の場所からで構いません」

ジャンヌ「その特等席とやらは、卿が大事な人に送るべきです」キリッ

ジル「ジャ、ジャンヌゥ〜〜」

ジャンヌ「祭か……ドンレミの村で暮らしていたことを思い出します」

ジャンヌ「貴族である卿には分からないかもしれませんが、村人にとって祭とはとても大切な行事なのです」

ジャンヌ「畑仕事に追われながら日々を一生懸命に生きる私達にとって」

ジャンヌ「一時、生活を忘れてただ楽しむ事ができるという時間が、どれだけ明日を生きる活力になるか……」

ジャンヌ「私達英雄も、英霊として祭り上げられはしたものの」

ジャンヌ「この座に捕らわれている自由ならぬ身。死して尚アラヤの使いとして戦うコトを定められているのです」

ジャンヌ「そのような時が来ることは望みませんが」

ジャンヌ「しかしその使命を一時でも忘れて過ごせるなら、それは神の慈悲でありましょう」

ジャンヌ「ですからジル・ド・レェ卿、このお祭りを素晴らしいものにしてくれることを……」

ジャンヌ「どうか」ギュッ




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