過去ログ - セイバー「今日もアヴァロンに独りぼっちだ……」
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[sage saga]
2014/06/29(日) 08:51:38.11 ID:nNBnYsEho
トワイス「ウルグアイにも言えることだが、一時期先進国といえるほどに著しい成長を遂げていたのだよ」
トワイス「アルゼンチンはノーベル化学賞者を三人も排出しているぐらいだしね」
アリス「そのかつての栄光もあってか、インフラ自体は結構万遍なく整備されているわ」
アリス「化学者や文学者を多く排出しているのはそういった開発によるものでしょうね」
エミヤ「インフラ整備は後々残るものだからな。アフリカ諸国はそこにリソースを避けずに苦しんでいる」
エミヤ「教育や医療に投資しても、学校や病院に通うまでの時間がかかっては、恩恵にあずかれるものは一部だけになってしまうものだ」
エリザ「Zzz…」
赤セイバー「寝るなエリザよ。真面目な話をしているのだぞ」
モード「おい大変だ、このローマ皇帝贋物だぞ」
アンデルセン「コイツはこれでも英才教育を受けて前半ちょっとは名君だったんだぞ。驚くべきことに」
アリス「サッカーの話に戻しましょう。さっきテニスやバスケットが盛んだという話もあったけれども」
アリス「やはりサッカーも国技と言えるほどに国民が入れ込んでいるスポーツだわ」
アリス「……特定クラブを降格から救う為にリーグのルールを変えるのはどうかと思うけど」
アリス「ナショナルチームの実績は、ワールドカップの優勝2回、南米選手権14回」
アリス「これは南米の中ではワールドカップはブラジルに、南米選手権はウルグアイに次ぐ回数よ」
モード「永遠の二番手?」
ジーク「その称号はレヴァークーゼンのものだ」
アリス「アルゼンチンを代表する名選手といえばディエゴ=マラドーナでしょう」
ランサー「座にいるはずだから探してくっか?」
ベディ「存命人物はやめておきましょうよ」
アリス「ペレ、マラドーナ、ベッケンバウワー、クライフの四人はサッカー史を語る上で外せないレジェンドプレイヤーと呼ぶべきでしょうね」
エミヤ「彼らはそれぞれがスーパーなプレイヤーであると共に、それまでのシステムに変革をもたらしたという意味でレジェンドだと言えるな」
エミヤ「ペレは中盤で攻守に絡み司令塔となるトップ下という地位を確立した」
エミヤ「ベッケンバウアーはディフェンダーが攻撃参加をするリベロというシステムを」
エミヤ「クライフはポジションに囚われず全員参加で闘うトータルフットボールを生んだ」
エミヤ「そしてマラドーナは、マラドーナそのものがシステムとなった選手だ」
モドレ「それってペレのトップ下とは違うのか?」
エミヤ「違う。マラドーナシステムとはマラドーナの為に残り10人が存在する、そんなシステムだ」
エミヤ「マラドーナに渡せば点が入る、だからマラドーナにボールを渡す為に10人が守り、走る」
エミヤ「私は好きになれない信念だがね。しかしそれだけマラドーナは絶対だった」
ガウェ「なるほど。まさに我等にとっての王のようなものだったのですね」
エミヤ「そしてそのマラドーナを防ぐ為に、彼が活躍したイタリア・セリエAにおいて守備システムが加速度的に成長するようになる」
エミヤ「個に対抗するために組織が生まれるのはどの世界でも一緒だな」
エミヤ「対マラドーナの果てが、名将サッキの生み出したプレッシングという概念だ」
エミヤ「プスカシュ、プラティニ、ロナウド、そして現在のメッシなど、個人として先述の選手に匹敵する者はいるだろう」
エミヤ「しかし現代まで続く変革をもたらしたのは上記の五人だけといっても過言ではないかも知れない」
アリス「でもそれだけに、アルゼンチン代表の中心選手は常にこう言われ続けたのよ」
アリス「マラドーナを継ぐ者。マラドーナ2世――と」
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