過去ログ - 女錬金術師「……あ、あれっ?」男「…………」
↓
1-
覧
板
20
63
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[saga]
2012/06/07(木) 18:11:36.66 ID:bZUEgQFC0
――― 【 業火に飲まれた都市の中で、誰かが喉が裂ける程の絶叫をあげた 】
――― 【 家族を殺された私怨をたぎらせたその声は、二体の影を呼んだ 】
――― 【 その誰かは次の瞬間に、小さな都市の四分の一と共に吹き飛ぶ 】
――― 【 その光景を見ていた数人の兵士は、ただただ絶望するしかなかった…… 】
――― 【 二体の影のうち、一体の影が肉塊となった『誰か』に向けて撃った兵器は恐るべき威力だった 】
――― 【 声も出ない兵士達のリーダーたる女は、静かに言った 】
「……ここが我々の墓場だ、逃げたいなら逃げて生き延びろ」
「我々は『奴ら』とは違う、我々には驚異的な力はない……だが魂がある!」
「女王陛下、そして大統領は我々に最後の希望を託して死んだ!!」
「私は、その希望を使って『奴ら』をここで道連れにしてでも倒す……必ずだ、例え私1人で戦うとしてもな」
――― 【 兵士の1人が立ち上がり、女の手にある『希望』を奪い取るように受け取った 】
男「……なら俺も、アンタとここで死んでやるよ……こんな悪夢から逃げられるなら」
――― 【 数秒後、女達は二体の影達に戦いを挑んだ 】
――― 【 世界中に存在する大勢の『敵』の人型兵器、そのうちのたった二体を相手に彼等は最後の戦いを挑んだのだ 】
――― 【 戦いの最中、光に突如飲まれ死を覚悟した兵士は刹那に、何故自分は逃げなかったのか後悔した 】
――― 【 逃げないだけの理由を失っていた兵士は、ただひたすらに『無意味』なまま目を閉じた 】
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
105Res/37.10 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 女錬金術師「……あ、あれっ?」男「…………」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1338710867/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice