126:第六章 王女編「アークイリスレイオーラ」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/05(火) 00:12:22.56 ID:yfyhwgt70
「……あおがみさんは、「敵」って何だと思う?」
「敵とは常に己の中におる」
「敵と思わなければ、敵は居ないってこと…かな?」
「さすがやね姫。中々その境地にはなれるものやない」
「敵は超敵ですよ!」絹旗は認めません。
「きぬはたさん、どう? わかった?」
姫は気持ちを切り替えるように絹旗に話を振りました。
それを汲んで絹旗も軽妙に軽口を叩きます。
「若い娘が超好き、ぎゃぐが超寒い、超回りくどい。
これが、神樹様を超判定する基準ですよ」
「絹旗ちゃん、君は僕をなんやと…」
「じゃあこの種さんは、かなり高い率で神樹様だね」
「おおっ、姫さま超鋭いです!」
「…若い娘、嫌いになりそうや」
流石にがっくりと肩を落としましたが、生憎あまり本気には見えません。
おそらく日頃の行いの所為でしょう。
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