過去ログ - 死にすぎ仕上 と 虹の理后
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198:第十章 王子編「捕われの王女」 ◆a6qh.01v1w[saga !蒼_res]
2012/06/06(水) 22:55:12.97 ID:P9OSEpsK0
 

 俺は、慎重かつ迅速に先を急いだ。

 しばらく進むと細い廊下の先が開けて部屋になっている。

 その部屋には光取りがあるようで、薄暗いながら部屋の様子が分かる。

「動くな! 雷の勇者」左から男の声がした。


 そこにいたのは、異国の行者…いや憎むべき死霊術師。そして…。

 なんという事! 虹の王女が、その男に後ろから首を絞められている!!

 それに姫の姿は、胸当てと腰布しか付けぬ肌も露な格好だ!

 姫の受けている二重の辱めに、俺の血が滾る。

 女を盾にするとは、匹夫が! …斬る!

 死霊術師!! 今、この剣と俺が貴様の死神となったと知れ!


 俺に睨まれた男は、姫の首に腕をまいたまま、俺の前に移動した。

「剣を捨てろ、姫がどうなってもいいのか」

 行者を見る。

 見たこともない暗い色の服、しわ深い顔、細い体躯。

 右手に持つのは斬首刀、左腕は姫の首を締め上げている。




 さて、どうしようか?


>行動選択(安価+2)


 a.辺りを探る
 b.体勢を整える
 c.特攻を仕掛ける
 d.剣を捨てる
 e.王女を避けて行者を斬る
 f.王女ごと行者を斬る


 



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