過去ログ - 死にすぎ仕上 と 虹の理后
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22:第一章 王女編「乙女の祈り」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/03(日) 23:27:03.62 ID:ZsEC9t8L0
 



「こんにちは、おチビさん」

 姫が話しかけても、妖精は何もいいません。


 妖精の入った水晶を叩いてみました。

 妖精が動いたような気がします。



 姫は、妖精が自由になれるように祈りました。

 胸の前で組み合わされた右の人差し指には、ルビーリングがはめてられています。

「おチビさんが、空を飛び回れますように…」


 すると、なんということでしょう。

 妖精の入った水晶が、太陽のように輝きだしたのです。


「わ、まぶしい…」

 姫は両手で目をおおいましたが、手を通しても光が届いてきます。


 



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