55:第二章 王女編「虹の王女」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/04(月) 00:34:15.94 ID:bvwBbzpB0
絹旗が蹴った石が階段を、落ちていく音が聞こえます。
こん、こん、がらり、がらがら、がらがらがらがら…
「あれ…小石って、超あんな音たてましたっけ?」絹旗がいったその時です。
もの凄い音をたてて、一気に出口が崩れて地面が揺れました。
「うわっ!!」
「わあ」
地面の揺れは、どんどん大きくなっていきます。
ふたりはその場にしゃがみ込んで、揺れがおさまるのを待ちました。
しばらくして揺れがおさまると、姫はいいました。
「わぁすごい。これって、おチビさんの魔法だね」
「あ…アホかぁ…」絹旗は小さく言いました。
つづく。
アイテム
滝壺[ルビーリング]
絹旗[オパールリング]
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