過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:31:27.40 ID:baZeknNso
日はすでに傾き始めている。

そのため、日中に比べれば涼しさを感じられた。

事務所は静まりかえっている。

聞こえるのはやよいとプロデューサーが話す声だけだ。

テーブルの上に飲み干したグラスを置いた。

私は再びソファに腰をおろす。

負のオーラを出している私と違って、やよいがいる一角だけ空気が華やいでいる。

しょぼい事務所も、やよいのおかげでまだマシに見える気がした。

やよいが振りまく笑顔で、誰もが幸せな気持ちになれるのだ。

だって、やよいは可愛いから。

こんな捻くれた私と違って。


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