過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:39:36.70 ID:kbSnN6gzo
P「ほら、それは……その……」

伊織「はっきりしないわね」

P「やよいが俺のことを好きだって教えてくれたから……そのお礼だ」

プロデューサーは顔をしかめた。

伊織「なんなのよ?それ?」

P「俺にもよくわからん」

伊織「で?やよいのことはどうするの?」

P「今考えてるんだ、それを」

プロデューサーはいつになく険しい顔をしていた。

その横顔から真剣さが窺える。

プロデューサーの真剣さが嬉しいのに、泣きたくなるほど辛い。

伊織「……私は何も言わないから。あんたのしたいようにするといいわ……」

P「ああ……ありがとな……ごめん」

私達の会話はそこで途切れた。

波が寄せては返す。

やよいは嬉しそうに波打ち際を跳ねていた。

私はまた、オレンジジュースを飲む。

カメラマン「プロデューサーさーん。次の撮影の打ち合わせするんでー、ちょっと来てもらっていいですかー?」

P「ああ、はーい」

プロデューサーは勢いよく立ち上がった。


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