過去ログ - 照「京ちゃん、カッコよくなったね」京太郎「えっ!?」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 20:42:54.09 ID:bub2DJYbo
京太郎「咲」

咲「はっ!はいっ!!」ビクッ

京太郎「長年俺と付き合いのあるお前ならよーく分かってると思うけど」

咲「う、うん…」

京太郎「俺は今、ひじょ〜に、怒ってる」ギュッ

咲「ひゅっ!?」

ちょっと腕に力を込めてやると、苦しそうに息を詰まらせる咲

京太郎(えー…この程度の力も入れちゃ駄目か…)

慌てて力を抜いてやる
今のは、怒ってるという意思表示と、どこまで力を入れても大丈夫かの確認

京太郎「咲さぁ…お前、さっき俺が今どんな気持ちだったか知りたいつったよな?教えてやるよ」

咲「え、えっと、えっと…」オドオド

魔王様、小動物の様に震えるの図

京太郎「俺さ、すっげえ悲しかった」

咲「えっ…」

申し訳程度に出ていた魔王オーラ、完全消失。これより通常(文学少女)モードに移行します

京太郎「咲が、こんな変態みたいな事するなんて思った事も無かったから…」

咲「」パクパクパク

文学少女モード、機能停止。これより、強制的に魔王モード再起動します。ただしオーラは出ない

京太郎「けど、ちょっと嬉しいっても思っちまった。何だかんだ咲が俺の事男として好いてくれてるってのは嫌でも分かったし」

京太郎「それに、咲がすげーエロくてかわいかったから…無理やりされるのも、実は興奮してしょうがなかったし…」

文学少女モード再起動。魔王モード、機能停止し…おい、停止しろ早く。何?嫌だ?上等だコラ、前から気に入らなかったんだよテメエ。そろそろ蹴り付けようや、おう、この野郎(文学少女モードさんの御言葉)

咲「え…?そ、それって…」

京太郎「うん…」

京太郎「…なんか、すっげー変なシチュエーションで、あれなんだけどさ」

京太郎「…俺も、その、咲の事嫌いじゃないって言うか…」

京太郎「…嫌いになれないって言うか…」

京太郎「むしろ好きって言うか…」

京太郎「…我慢なんねぇ」グイッ

咲「ひゃ…」

京太郎「ちゅっ!」

咲「…っ!」カチッ

唐突に咲の顔を引き寄せる京太郎。柔らかそうな薄い唇に自らの唇をぶつける
あまりに勢いよく引き寄せられた為、二人のファーストキスは、歯と歯が盛大にぶつかり合う音の響く、格好の悪いものになった

だが、今の二人にそんな事を気にしている余裕は無い
ファーストキスの癖に、お互い示し合わせたようにスムーズに貪るような深いキスへと移行する


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