2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:26:51.29 ID:jUbRzHHAO
唯「ん〜……ばにこべ(なにこれ)?」
憂「オネェチャン、吸収。オネェチャン、吸収」
唯「う゛、う゛い(う、うい)?! なにやっでりの(なにやってるの)?!」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:29:19.99 ID:jUbRzHHAO
唯「この声は!」
憂「!?」
ガシャアアアアンッ
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:30:49.37 ID:jUbRzHHAO
梓「話は後です! とりあえずあの憂は偽物なんです!」
唯「にせもの? そんなわけないよ! 私が憂を見間違えるわけ……」
憂「オネエチャン、捕獲。オネエチャン、捕獲」ガシャンガシャン
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:35:49.07 ID:jUbRzHHAO
あずにゃんに手を引かれながら階段を荒々しく駆け降りる。
まるでわざわざ起こしに来てくれた幼なじみみたいだね、なんて少し思ったり。
梓「くっ……!」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:37:21.29 ID:jUbRzHHAO
梓「落ち着いてください唯先輩。今から私が何とかします」
唯「何とかって……。そうじゃなくて何で憂がこんなにいるの!?」
梓「それは……終わってから説明します。安心してください。さっきも言いましたけどこれは憂じゃありませんから」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:45:53.26 ID:jUbRzHHAO
少しだけ表情が和らいだと思った途端、それはさっきより険しいものに変化する。
梓「少し下がっててください、唯先輩」
事態はさっぱり飲み込めないが、信じると決めた以上あずにゃんの言うことに従おう。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:47:35.83 ID:jUbRzHHAO
そんなツッコミも虚しくあずにゃんは更に様々な動きを繕う。
正直意図は全くわからないけど……何か必要なことなのだろうとただ見守る。
梓「……」クルルンッシュタッ!
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:51:34.13 ID:jUbRzHHAO
車(トラック)のおもちゃを持っている憂があずにゃんに向かって突撃する。
憂「1速 N 4速。アクセル全開、吹き飛ばしマス」
二人の距離が一気に近づく、それでもあずにゃんは動かない。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:57:47.52 ID:jUbRzHHAO
梓「シッ……」
そのオタマを華麗に蹴り飛ばす。しかし更にもう一人の憂があずにゃんとの距離を詰め、手に持っている我が家の猛者(布団)達を従えた洗濯叩きを振り下ろそうと──
唯「今度こそ危ないっ! あずにゃん!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 21:59:07.80 ID:jUbRzHHAO
憂「っ……!」
最後の憂が咳を切らした様にあずにゃんに向かって来る。
梓「……」ボソボソ
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:01:09.29 ID:jUbRzHHAO
気づけば一分足らずで三人の憂は機能を停止させていた。
でも正直いい感じはしない……言葉はあやふやでも見た目はちゃんと憂……(に似てる?)なのに。
あずにゃんは憂じゃないから大丈夫って言ってたけど…。
梓「上のが来る前に行きましょう唯先輩。掃除のはちょっと厄介なので」
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