過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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201: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:06:21.79 ID:NIlMR7GR0
あずさ「ねえ、貴女なら知っているかもしれないけど……」

あずささんは心配そうな目で僕を見る。

あずさ「夢子ちゃんの事、何か知らないかしら?」
以下略



202: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:10:14.08 ID:NIlMR7GR0
あずさ「私も何回も電話をかけているのだけど……、一向に出てくれないの。このメールが来る前の日は、凄く喜んでいたのに。夢が叶うって」

喫茶店での彼女の顔が頭によぎる。あの時はアイドルを辞めるなんて一言も言ってなかった。
それどころか僕に口の悪いエールを送るぐらいだったのに。

以下略



203: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:20:06.85 ID:4VRdlZTY0
涼「あずささーん! そっちは公園じゃないです!!」

あずさ「あら〜」

そう言えば、律子姉ちゃんが言ってたっけ。あずささんはジャンパーだって。
以下略



204: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:22:42.16 ID:4VRdlZTY0
夢子「何しに来たのよ、涼」

力なく首を動かす彼女からは、生気を感じられなかった。
僕に眩しい笑顔で夢を語った女の子と同じと思えないくらいだ。

以下略



205: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:29:32.51 ID:eVGacCOi0
夢子「武田さんにね、言われちゃったの。君みたいな人間をオールドホイッスルに出すわけにいかない、ってね」

涼「そんな! 夢子ちゃんはオーディションに勝ったのに……」

夢子「当然の報いよね……。私は今まで、ズルをしてきたんだもの。でもそんなの、私だけじゃないのに……。何で私がこんな目に合わないといけないのよ……」
以下略



206: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:41:12.61 ID:eVGacCOi0
夕食中、千早さんに話をしてみる。1人で考えるよりも、2人で考えた方がベターな答えが出ると思ったから。

千早「そう……、武田さんが」

涼「はい。僕に何かできることあるんでしょうか?」
以下略



207: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:50:55.09 ID:xpEWAI6j0
千早「ごめんなさい、少し嫌な思い出が蘇っちゃって。秋月君、貴方が出来ること、すべきことはもう見えているんじゃないかしら?」

涼「そうですね。……僕、行きます」

これは自業自得だ、反省しろ。そう言ってしまえばそこで終わりかもしれない。
以下略



208: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 01:53:47.15 ID:eVGacCOi0
今日はここまで。続きはまた明日にでも。この調子だと遅くても来週には終わるかと思います。書いてみたいネタはいくつもあるけど、今はこれに集中しますので。ではお休みなさい。


209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)[sage]
2012/06/15(金) 02:43:41.69 ID:JpO88Akoo



210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/15(金) 06:02:47.03 ID:o/OAJ4mIO
乙!

しかしアキのときに「僕」になったり「涼」て呼ばれてるよ


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