過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
1- 20
217: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 21:48:11.16 ID:4VRdlZTY0
涼「あずささん、夢子ちゃんはどうですか?」

互いに忙しいスケジュールの合間を縫って、あずささんに会う。
彼女の顔色を見るに、あまり状況は芳しくないようだ。

以下略



218: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 21:58:04.71 ID:eVGacCOi0
夢→男性アイドル
現実→女性アイドル
どうして現状を打破しない?→裏切るのが怖いから?

書き起こしてみると、なかなか珍妙だ。人が聞いたら笑ってしまうかもしれない。
以下略



219: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 22:17:47.61 ID:NIlMR7GR0
ノリコ『真実から嘘を、嘘から真実を。必死で探さなくてもいいんです。ありのままのあなたを、みんな望んでいるんですから』

ありのままの僕……か。格好悪くても、ヘタレでも、僕は僕なりに自分を貫かなきゃいけないんだ。
それが誰かを裏切っても、嘘を吐き続けるよりはマシだから。

以下略



220: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 22:33:18.45 ID:eVGacCOi0
事務所に着いて直ぐ、僕は社長に直談判に出た。

涼「社長、凄く大事な話があるんです! 私」

石川「落ち着きなさいアキ、みんな見てるわよ?」
以下略



221: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 22:59:55.68 ID:4VRdlZTY0
涼「ファンの事とか色々考えました。鈴月アキのファンが受け入れてくれるかとか、裏切っちゃうんじゃないか。って」

理想と現実、自分の希望と周囲の期待、秋月涼と鈴月アキ。
互いに向かい合ってシーソーに乗っていて、僕が乗ったのは未来へとつながる選択なんだ。

以下略



222: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:04:48.86 ID:4VRdlZTY0
そしてオーディション当日。

律子「あんたもいたのね」

あずさ「こんにちわ、アキちゃん」
以下略



223: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:10:37.00 ID:xpEWAI6j0
涼「あっ、千早さんからだ」

オーディション5分前ぐらいに、千早さんからメールが来る。

千早『立場上あなたを応援するのはお門違いなのかもしれないけど、頑張って』
以下略



224: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:15:04.82 ID:xpEWAI6j0
審査員『ドキドキするだろぉ? 合格者は……、3番だ!!』

涼「ぼ、僕ですか!? やったぁ!!」

審査員『へ? 僕?』
以下略



225: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:20:56.43 ID:xpEWAI6j0
あずさ「私も、まだまだなのね……」

涼「え?」

あずさ「前に言ったけど、今日のオーディションは夢に踏み出せるきっかけになればいいと思ってたの。でも、まだまだ先にした方がよさそうね。いつになるのかしら?」
以下略



226: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:24:15.34 ID:xpEWAI6j0
小鳥「それじゃあ涼君の男性デビューを祝ってー、かんぱーい!!」

涼「まだ番組で言ったわけじゃないんですけどね……」

音無さんは1人で盛り上がる。もちろん、グラスの中にはお酒じゃなくて、オランジーナが入っている。
以下略



322Res/261.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice