過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 10:00:30.60 ID:d9kkN+bY0
涼『僕も律子姉ちゃんみたいなアイドルになりたい!』

律子『あんたみたいなナヨナヨしたのがイケメンアイドルなんて無理に決まってるじゃない! まぁつてがないことは無いわね』

涼『ホント!?』

石川『女性アイドルとしてのデビューしか認めません』

涼『なんでー!?』

律子姉ちゃんの玩具にされるのを嫌がった結果、所属したのはブラック企業度マックスの性質の悪い事務所だった。……いや、裏工作とか妨害とか黒いことをしてるわけじゃないよ? 普通の小さな事務所。だからこそ、パンチが必要なのもよく分かる。だけど、女装を強要させる事務所ってdo-dai?

冷静に考えなくても、社長の話も無理があるって分かるのに、切羽詰っていた僕は疑うことなく、女装アイドルとしてデビューすることになってしまった。

最初のうちは慣れず、どっちのトイレに行けばいいか分からなく催してしまったこともあるし、不用意な発言でかなり際どい水着を着させられたこともある。少なくとも男性アイドルのすることじゃない。ジュピターの皆が女装してたら嫌でしょ? そして一番悲しいのが、女装に慣れてしまって、男性の姿の方に違和感を感じてしまうようになった。その内、胸が出来るんじゃないかな。

涼「考えても不毛だよ……。あっ、始まっちゃう!」

時計は23時半を指して、1日がもうすぐ終わることを知らせる。僕は急いでPCを立ち上げ、お気に入りのページへと飛ぶ。

『トオシタノリコの、シンデレラスカイ。今宵も私が眠れぬ皆様を、深々とした夜の闇に導いてまいります。30分間という短い物語ですが、0時の鐘が鳴るまで、星々の囁きに耳をお傾け下さい』

涼「ほっ、生放送に間に合った……」


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