過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 10:13:08.58 ID:d9kkN+bY0
『起き給え──男たちは己の悲運より、友のために涙を流した──』

涼「ううん……」

厨二病ととはまた違う、妙な深みのある目覚まし時計が朝を告げる。従姉が誕生日にくれたノムリッシュ目覚まし、静寂を破るものって正式名称があるみたいだけど、普通に目覚ましでいいと思う。パチクリと目を開け、真っ白な天井を見て一言。

涼「知らない天井だ……」

第弐話
   見
   知
   ら
   ぬ、天井

涼「なんちゃって。一回言ってみたかったんだよね」

引っ越したばかりの部屋の天井は、シミひとつない綺麗な白色だ。塗り直したのかな? まだまだ眠いけど、今日は仕事がある。シャキッとしないと、今日のメインのアイドルさんに失礼だ。

涼「にしても、凄い夢だったな。まさか千早さんがSPEC HOLDERだったなんて……」

無愛想な彼女も、夢の中ではノリノリで踊っていた。夢は人の願望が映るというけど、あれが僕が千早さんに求めているものなのかな。もし予知夢だとしたら、色々と大変なことになるな。


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