過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
1- 20
251: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 00:08:58.97 ID:bNVPFNrR0
小鳥「でもね、夢は影のようにずっと付いてくるの。あっちに行っても、こっちに行っても。ずっと私の後ろを付いて回るの。夢って、いわば目標でしょ? だからさ、本当は前にあるべきなのにね」

涼「夢を追い越してしまったんですか?」

小鳥「ううん、途中で諦めたの。すると今度は、あれだけ遠くにあった夢が怒っちゃったのかな? 諦めるな! って後ろから追いかけてくるの」
以下略



252: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 00:25:16.08 ID:5Ju7Ae530
仕事もレッスンも禁じられた僕は、空いた時間を使って夢子ちゃんに会っていた。

涼「やぁ、夢子ちゃん。調子はどう?」

夢子「あんた……、久しぶりね。気分はマシになったわ」
以下略



253: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 00:33:30.49 ID:6l9YzSBE0
涼「千早さん、今日は食べてくれるかな……」

今日こそはと期待を込めて、料理を持って千早さんの部屋の前に行く。
いつものようにインターフォンを鳴らそうとすると……。

以下略



254: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 00:48:57.51 ID:5Ju7Ae530
春香「えっと、つまり鈴月アキちゃんは実は男の子で、本当は律子さんの従弟……。凄いね、言葉に出来ないや」

春香さんは感心したように僕を見る。

涼「あのっ、これは秘密でお願いしますね」
以下略



255: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 00:57:03.87 ID:bNVPFNrR0
春香「涼ちゃん、結構熱いこと言うんだね」

涼「男の子ですから。泣きそうな女の子を放っておけませんよ」

春香「もう!」
以下略



256: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 01:09:32.54 ID:bNVPFNrR0
春香「そ、そうだ! これ見て?」

涼「スケッチブックですか?」

話題をそらすように、僕にそれを見せる。
以下略



257: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 01:22:47.94 ID:5Ju7Ae530
春香「涼ちゃん?」

涼「春香さん、僕は千早さんを救ってみせます。もう一度、笑顔にしてみせます」

春香「笑顔に、か。私も千早ちゃんの笑顔好きだし。でもね涼ちゃん。涼ちゃんだけに良い格好はさせないよ? 1人ではできなくても、私たちなら、ううん。みんなでなら、千早ちゃんの笑顔を取り戻せるから」
以下略



258: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 01:36:36.31 ID:6l9YzSBE0
涼『気持ちは嬉しいんですけど、きっと迷惑を掛けますから』

春香『迷惑だなんて!』

涼『僕が敵に回したのは、芸能界そのものなんです。だから春香さん達にも、ペナルティが来る気がして。それだけは嫌です』
以下略



259: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/17(日) 01:38:19.09 ID:6l9YzSBE0
BSの放送までまだありますけど、今宵はここまで。
トオシタノリコのアナグラムは、結構気付いていた人がいるんじゃないでしょうか? アナグラムって言っても、そこまで動かしてませんが。

読んでくださった方、ありがとうございました。


260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)[sage]
2012/06/17(日) 01:45:51.07 ID:9acdpxqvo
本編に出る前にアナグラム書いちゃってごめん




261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/17(日) 02:13:37.83 ID:oIzxmOcQ0

音があまり変わってないからあれ?ってなって気づけたわ。
ラジオ、夢の欠片って言うとつい最近の仮面ライダーを思い出してしまう。


322Res/261.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice