過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 21:27:08.82 ID:d9kkN+bY0
スルッ

涼「ぎゃおおおおん!! な、何するんですか!!」

千早「それ、パッドなの?」

おもむろに僕の胸をつかみ感触を確かめる。もうダメだ、ごまかしきれない!!

涼「あ、あの! 実は私、いや僕!」

千早「男なのね」

涼「は、はい……」

ネタばらしする前に、正解を言われる。彼女はあまり驚かず、僕の話を静かに聞いてくれた。僕が秋月律子の従弟、秋月涼であること。男性アイドルになるため、女装アイドルで頂点を目指すことになったこと、鈴月アキと名乗っていること、なによりも女装趣味があるわけじゃないことを。特に最後は念入りにした。

千早「ずいぶん無茶なデビューをするものね。オペラじゃ珍しい話でもないけど、まさかね……」

呆れ果てたように言う。常識で考えて、異常なんだから。白い目で見られることも覚悟していた。

涼「自分でもそう思います」

千早「男と女、性を超えた歌。興味深いわね……」

責められるようなこと、罵られるようなことはなく、むしろ千早さんは僕に興味を持ってくれたみたいだ。オペラと同列になるのも、変な感じがするけど。

涼「でもどうして、僕が男だってわかったんですか?」


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