過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/10(日) 00:50:04.01 ID:Qj0K2Fz90
涼「ふぅ、今日のレッスンは大変だったなぁ。だけど効果はばっちりだね」

千早さんの教えをボーカルレッスンに活かすと、今まで以上に効率のいいレッスンが出来た。流石歌姫、教えるのも上手だ。

??「妙にテンションが高いわね。気味悪いわよ?」

レッスンが終わり、渇いた喉をスポーツ飲料で潤していると、後ろから声をかけられる。

涼「き、気味悪いって……。酷いよ夢子ちゃん」

夢子「私は思ったことを言ったまでよ。ゼミでやったところがテストに出た時みたいな顔してレッスンしてたわよ? 気味悪いって以外に、どう表現すればいいのよ」

また変な例えを。茶髪で気の強そうな彼女は、桜井夢子ちゃん。普段はまじめで優しく振る舞っているけど、その実態は、夢を叶えるためには妨害上等の小悪魔っ子……、だった。過去形なのは、いくつかのオーディションや、あるアイドルとの出会いを経て、最近は妨害をしているなんて話を聞かなくなったから。今ではいいライバル関係を築けていると思う。

夢子「ところで、あんたそんなに歌上手かったっけ? 今までとはなんか違うような」

涼「へへっ、気付いてくれた? 実はコーチが良いんだよ」

夢子「コーチ? トレーナとじゃなくて?」

涼「また別にだよ」

夢子「そういうの羨ましいわ。私はフリーアイドルの身分だし、レッスンも営業も自分でしなきゃなんないのよね」


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