340:>>1[saga]
2012/06/28(木) 15:54:25.96 ID:RLW3D8SP0
キャーリサ「そんな折、貴様が私の前に現れ、長ったらしい説教と共に私を殴り飛ばした」
上条「その節は誠に申し訳ございませんでした」ドゲザッ
キャーリサ「謝るでない。 むしろ感謝してるぐらいだし」
上条「感謝?」
キャーリサ「私を王女としてではなく、一人の人間として見てくれる者なんて家族以外では貴様が初めてだったし」
キャーリサ「だから私はあの時から貴様のことばかりが頭に浮かんでくる訳だし」
キャーリサ「この気持ち、まさしく愛だし!!」
上条「愛!?」
バードウェイ「愛とまでいったか……」
浜面「ハムさんのセリフはこういう時に使うものなのか……」メモメモ
キャーリサ「貴様にとって私は殴り飛ばしてきた数々の者の内の一人かもしれんが……」
上条「その言い方は上条さんに誤解を生みます」
キャーリサ「それでも私はその中で一番になりたいし」
ルチア「その言い方だと一番殴り飛ばされたいってことになるんじゃないでしょうか?」
キャーリサ「さぁ、答えろ!答えてみろ上条!!」
上条「……すまねぇ、オレはその気持ちに答えられねぇ」
キャーリサ「……そうか」グスッ
上条「だけど、それはオレたちがお互いのことをあまり知らないからだ」
上条「だからさ、まずは友達から始めないか?」
キャーリサ「それって……」
上条「その時までにはオレも答えを見つけておくからさ」
上条「それじゃダメか?」
キャーリサ「仕方ないから、それで許してやるし」
☆「うむ、恋愛とはいいものだな」
バードウェイ「なんだ、お前でもそんな気持ちになるものなのか?」
☆「私だって一人の人間だ。 そのような気持ちだって持ち合わせているさ」
百合子「一段落ついたし続きすンぞ」ムスッ
ルチア「どうしたんですか? ムスっとして…」
百合子「ムスッっとなンてしてねェよ。 ただ……」
百合子「」チラッ
上条「ん? どうした?」
百合子「……別に、なンでもねェよ」ポイッ
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