43:以下、名無しに変わりましてGN雨傘がお送りいたします[sage]
2012/06/08(金) 20:41:43.86 ID:w0fMMUtg0
松永『この隠しトラックまで聞いてくれて光栄だ。ここから先は俺の後悔と××の弁明のためのトラックだ。』
松永『このトラックは夜見山市外で録ってる。『現象』に改竄されて、星川と××の犠牲が無駄にならないように』
松永『俺の耳には××のファンネルだった! って声がまだこびりついてる。あまりにも必死な叫びで、当時の俺は気が動転してたが、今考えればあれは嘘を行っているような口調じゃ絶対になかった』
松永『その時思い出した。星川は雷に打たれる前に回りをキョロキョロしてた、とな』
松永『そこで俺は仮説を立てた。星川は何かを見つけて、そしてそいつのファンネルで雷と見せかけて消されたんじゃないか。と』
松永『そしてそれをファンネルだと見ぬいた××は、次に消されるのは自分だと思って俺に相談しにきた。それを俺が殺しちまったわけだ。死者とはいえ、悪いことをしたと思っている』
松永『星川が、××が気づいたそいつが何なのかは俺はわからない。だけどこの隠しトラックを知った後輩たちになら頼めるかもしれない』
松永『死者の先にある真実を掴んでくれ』ブブッ……ゲキガンパーンチ!
鳴「死者の先にある真実……ね」
恒一「正直ぼくもこれを聞いた時はびっくりしたよ。でも、『災厄』と別にそいつが今回も動き出すとしたら……」
鳴「ところで、このトラックのことは?」
恒一「説明する機会があんまりなかったんだ。ぼくも気づいたのは昨日の夜だったから」
鳴「ということは私たちだけの秘密……」
鳴「秘密なら、私にもあるんだけどね……」
鳴「そのテープのお礼に教えるわ。私と美咲の秘密」
恒一「美咲って、君の従妹の……」
鳴「いいえ、実の妹よ」
恒一「え?」
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