過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマの苗木を育てようと思う」
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266: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/06/18(月) 01:33:17.08 ID:+aZbIcoAO

ふぃあんま「もし、それでも、俺様が…つき進むとしたら…どうする?」

オッレルス「…まぁ、止めないだろうな。少なくとも俺は」

ふぃあんま「……止めないのか」

オッレルス「どんな事をしても、自分の子供は可愛いから、許してやりたくなる。それが親というものだ」

ふぃあんま「怒らんのか」

オッレルス「俺が怒らなくても、周囲が君を殺さんばかりに怒るだろうからな」

ふぃあんま「……、嫌いになるという事か」

オッレルス「そうじゃないな。嫌いにはなれないよ」

ふぃあんま「?」

オッレルス「同じ言葉を繰り返すようだが、親とはそういうものだ。考えたくもないが、例えば君が人を殺しても、俺は君の味方でいるよ。世界中が君を疑っても、君が『自分はやってない』と言い張るならそちらを信じる。だって、シルビア以外に俺が味方にならないなら、誰が君の味方になってやれるっていうんだ?」

ふぃあんま「……、…」

オッレルス「もちろん、やって欲しくは無いよ。人に迷惑をかけるとか、悪事に手を染めて欲しくはない」

ふぃあんま「……、オッレルス」

オッレルス「俺の事を思うなら、やめてくれ。ただ、君が俺を見捨てて嫌っても、俺は君を見捨てられないし、嫌いになれない。親子とはそういうものだ。君が何処でボロボロになっても、必ず迎えに行くよ」

ふぃあんま「……」


こくん、と苗木ふぃあんまさんは頷きます。
どんな意図で頷いたのかは、誰にも分かりません。
ただ、ほんのちょっぴり、叱られた訳ではないのに、苗木ふぃあんまさんは涙目でした。


ふぃあんま「……親子、か」


ぽつりと呟き、オッレルスさんは寝に入ってしまったので、暇を持て余したフィアンマさんは夜食を食べる事にしました。


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