過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマの苗木を育てようと思う」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/06/23(土) 02:32:09.29 ID:WWPk+yi10
ゾンビ部隊に追い立てられ、いつの間にか別の部屋に辿り着いていた二人。
此処は病院をモチーフとしているのか、無機質な白が辺りを支配しています。
結標さんを降ろし、コツコツと靴音の響く病院の廊下を歩いていると、車椅子に座った穏やかな様相の女性が遠くからやってきます。
ソンビ集団という視覚的な恐怖から解き放たれた二人は麦野さんの例を忘れてちょっぴりほっとしました。
病理「あらあらこんにちはー」
結標「…どうも」
ふぃあんま「……」
嫌な予感に一歩下がる苗木ふぃあんまさん。
病理さんは脚にかけていた毛布を退けます。
そこには血まみれの肉塊のような何かがありました。
病理「垣根帝督といいまして、私の息子なんです」
ふぃあんま「どう見ても牛肉のブロックなのだが。というよりも何故親子で名字が違う」
病理「…ば・れ・て・し・ま・っ・て・は・仕方がありませーん!!」
先程までの穏やかな様相はどこへやら、真っ黒な瞳、前傾姿勢で病理さんが車椅子カートし始めます。
またしても追いかけられるのか、と涙目になりつつ結標さんを抱っこして苗木ふぃあんまさんはダッシュします。
今日一日ですごい運動量だ、と考えつつ走っていると、やがて出口に辿り着きました。
ふぃあんま「死ぬ、かと、思っ…」
結標「ごめんなさい…大丈夫?」
ポケットからハンカチを取り出し、苗木ふぃあんまさんの額を拭ってあげる結標さん。
優しさにときめきながら、苗木ふぃあんまさんは結標さんを降ろしてあげました。
結標「ありがとう、息切れ大丈夫?」
ふぃあんま「大丈夫だ、問題無い」
こくりと頷く苗木ふぃあんまさん。
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