過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマの苗木を育てようと思う」
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475: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/06/26(火) 22:12:40.81 ID:XZhEUBvR0

オッレルス「本に挟まっている栞を鏡に貼り付けて、『女の子は怖くない女の子は怖くない』と一時間鏡に向かって呟いた後、栞を服に縫い付けるる。そして、絶対にうまくいくと信じ込む」

フィアンマ「それだけで良いのか」

オッレルス「瞬時に効果が出るものではないが、毎日続けていれば必ずうまくいく。信じ込めばより一層可能性は上がる」


苗木フィアンマさんはきょろきょろと辺りを見回し、小説に挟まれている栞を見つめます。


フィアンマ「『あれ』を使っても良いか?」

オッレルス「構わない」


オッレルスさんの返事を聞いてから、苗木フィアンマさんは栞を二気出すと、洗面所へと消えました。
きっと自分の教えた『魔法』を実践するのだろう、と思いつつ、何だか騙したような罪悪感に襲われつつも、オッレルスさんはのんびりとくつろぎます。


シルビア「何か洗面所でぶつぶつ言ってるけど、何アレ」

オッレルス「嘘の有効活用だ」

シルビア「嘘?」


怪訝そうな顔をするシルビアさんに、自分が教えた『魔法』の内容を軽く説明するオッレルスさん。
シルビアさんは呆れた様な顔で笑います。


シルビア「馬鹿ね」

オッレルス「フィアンマの為であれば、俺は馬鹿な父親だと笑われても構わないよ」

シルビア「…少しは治れば良いけどね」

オッレルス「彼ならそんな『奇跡』だって起こせるだろう」

シルビア「随分と自信あり気じゃない」

オッレルス「少なくとも、俺に『奇跡』を授けた男だ。自分にだって適用させられるはずだ」






一方その頃、苗木フィアンマさんは鏡をじっと見つめながら呟いていました。


フィアンマ「女の子は怖くない女の子は怖くない…」ぶつぶつ




『魔法』の効果判定>>+1のコンマ一桁で判定

0〜3 少しだけあった

4〜8 無かった

9 だいぶあった


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