過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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299:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2012/07/11(水) 10:17:42.28 ID:K521mclQ0
偵察「…まさにRPGの世界観そのものだな…」

村娘「あーる…何ですか?」

自衛「気にするな、勇者、続けてくれ。」

君路の勇者「あ、ああ。それで、各国は連合を結成し魔王軍に対抗したんだ。
       しかし防戦一方で、被害も甚大。防衛線も日に日に押されている。
       やがてこちらを裏切り、魔王側に加担する国まで出る始末だ。」

偵察「ボロクソだな…」

君路の勇者「まったくその通りだ…士気も下がり、国々は疲弊するばかり。
       そんな状況に藁にもすがる思いだったのか、連合はもう一つの伝説に頼る事にした。」

自衛「大体予想はつくが…」

君路の勇者「おそらく君の思っている通りだ、
      “魔王がこの地に降りるとき、力持つものが現れ必ずや魔王を打ち砕くであろう“
      それが勇者だ。この伝説にすがった各国は国の中から勇者を選び出し、
      魔王討伐の命を与えた。」

偵察「その一人がおめーさんってわけか。」

君路の勇者「僕は西にある“栄と結束の王国”から選び出された勇者だ。
       ただ…一応自警団には参加していたけど、本職は図書管理士なんだ…」

自衛「図書管理士って…いったいどういう経緯で選ばれたんだ?」

君路の勇者「国の巫女が選び出したらしい、三ヶ月前になるかな…
       突然王宮からの使いが来て何事かと思ったよ…
       そして王宮に出向くなり、勇者として魔王討伐の旅にでてくれないか…だ。」



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