過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2012/07/16(月) 04:52:02.40 ID:egwmPX+z0
勇者は大きく手を振りながら、入り口まで歩いて近付く

一方、城壁の上では弓兵が展開を始めていた

自衛「野郎…偵察、衛生、車体の後ろで待機。何かあったらすぐに動けるようにしろ。
    ねーちゃん達は外に出るなよ!」

勇者は一定の距離まで近付くと、立ち止まり口を開いた

君路の勇者「聞いてください!危害を加える者ではありません!
       私は魔王討伐のため、栄と結束の王国より派遣された、
       君路の勇者という者です!」

勇者の一声に、街の兵士達がざわつき始めた

君路の勇者「この街へは物資の補給と休憩のために立ち寄らせていただきました!
       滞在の許可を頂きたい!」

勇者が言い終わると、数人の兵士が勇者の下へと駆け寄ってくる

君路の勇者「代表の方はいらっしゃいますか?」

月橋兵A「私ですが。」

一人の兵士が歩み出る

君路の勇者「これを、わが国の王から預かった証明の書類です。」

勇者は兵士に書の入った包みを渡す

月橋兵A「…これは…間違いない!」

その声と同時に、兵士達は姿勢を正した

月橋兵A「大変失礼いたしました!まさか栄の国の勇者様とは…」

君路の勇者「いえ、こちらこそ驚かせてしまったようで、申し訳ありません。」

月橋兵A「とんでもありません!勇者様、月橋の街へようこそ、歓迎いたします。
     …ところで、失礼ですがあちらの方々は…?」

兵士は不安の表情で指揮車を見る

君路の勇者「ああ、彼らは………、
       彼らは道中で危機に陥った私を、強大な力で救ってくれた“神兵”です!」




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