過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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◆QTgLSjqNKs
[saga sage]
2012/07/27(金) 03:26:26.95 ID:LTzLz+XR0
東方面偵察隊は街を出て、陣地への帰路に着く
車上や車内では大量の物資が揺れていた
指揮車内
82車長「物資の確保だけで、こんなに苦労するとは思わなかったな。」
衛生「この世界では、今後も一筋縄ではいかない事があるでしょうね…」
82車長「だな…」
偵察「よそうぜ、気の重くなる話題はよ。それよか、朝飯もまだだし、
嬢ちゃんにもらった弁当をいただくとしようぜ。」
偵察はバスケットの蓋を開ける
82車長「わお。あのねーちゃん、えらく張り切ったもんだ。」
バケットにはサンドイッチや揚げ物、惣菜がバランスよく入れてある
偵察「じゃ、さっそく。」
偵察はサンドイッチをつかみ、おもむろにほお張る
偵察「…やっぱ嬢ちゃん、いい腕してるぜ。」モゴモゴ
82車長「こっちの揚げ物もいける。」
衛生「大分手間をかけたんでしょうね。」
偵察「82操縦手にも持ってってやらねぇと。」
偵察は中身のいくらかを蓋に移し、操縦席へと向かった
衛生「…あの村娘のねーちゃん、ずいぶん偵察士長になついてましたね。
村では偵察士長が結構面倒見てたから、わかるっちゃ、わかるんですが…」
82車長「あんまりよろしい兆候じゃねぇよなぁ…」
衛生「こっちの世界の住人に必要以上に情が移るのは、好ましいとは言えません…」
二人は食べる手を止め、顔を見合わせる
自衛「正直言っちまえば、ねーちゃんがどういう心境だろうと知ったこっちゃねぇ。」
上から声がする
自衛がハッチをくぐり、車上から降りてきた
自衛「だが、それに引っ張られて偵察が隊員として使いモンにならなくなったら
目も当てられねぇぞ。」
衛生「偵察士長に限ってそれは無いと思いたいですけど…」
82車長「やめようぜ…俺達が口出しすることじゃない。本人達に覚悟があるならな…」
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