過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
◆QTgLSjqNKs
[saga sage]
2012/10/13(土) 03:47:51.38 ID:gCvKA1Jq0
夕刻過ぎ
院生達は風精の町へと到着した
それぞれの馬と馬車を町の入り口の厩舎に預け、町へ入る
院生(すごい…絵本やゲームで見るような町…)
燐美の勇者「さて、まずは宿を探さないとね。」
商人A「燐美さん。この町には我々がよく世話になる宿屋があります。
よければ燐美さん達もいらっしゃいませんか?」
狼娘「なかなか待遇のいい宿屋なんだよ。」
燐美の勇者「えーっと、そうしたいのは山々なんですが…
ちなみに、そこの料金はどれくらい…?」
商人A「料金ですか?えーと…」
商人は宿代を示してみせると
燐美の勇者「あう…」
燐美の勇者はうな垂れた
狼娘「どうしたんだい?」
麗氷の騎士「お恥ずかしい話なんですが、私達は若干金欠気味でして…」
燐美の勇者「ちょーっと、良い宿に泊る余裕は…あはは…」
麗氷の騎士「まったく、前の町で後先考えずに新しい剣など買うから…」
燐美の勇者「だ、だって…!鋼竜の巨大鱗から削りだした剣なんだよ!出物なんだよ!
麗氷も院生さんを助けた時に、これの切れ味見たでしょ!?」
燐美の勇者は自分の剣をかかげて、そのすばらしさを訴えている
麗氷の騎士「それは分かるが、武器に資金を全部吸い上げられたら元も子もないだろう?」
燐美の勇者「うー…」
麗氷の騎士にしかられ、燐美の勇者は縮こまってしまった
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