過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2012/10/14(日) 03:48:44.39 ID:0uURwvK10
町の中心部へと到着した隊員E達
偵察と輸送Aをトラックの見張りに残し、建物内へと入る

侍女A「お、お待ち下さい!姫様!」

隊員E「ん?」

扉をくぐったとたん、階段の上から声が聞こえてきた

五森姫「かまいませんわ!」

そして一同の目に映ったのは、階段を駆け下りてくる寝巻き姿の五森姫だった
侍女Aが追いつき、カーディガンを羽織らせる

五森姫「騎士団長!」

その様子にあっけにとられていた騎士団長だったが、
五森姫に名を呼ばれ、あわてるように膝を突き、頭を垂れた

騎士団長「まことに申し訳ございません!今回の損害は私の責任です!
      姫様の騎士団に損害を出したばかりか、公国をも危険にさらしました…
      この騎士団長、いかなる罰も受ける所存にございます!」

五森姫「…命を落とした者の数は?」

騎士団長「…93名にございます。砦の兵17名に、我が騎士団から…76名が…」

報告を聞いた五森姫の顔が歪みかけるが、彼女はそれをこらえた

五森姫「…騎士団長。」

騎士団長「!」

五森姫の近寄る気配に、騎士団長は体をこわばらせた…が

五森姫「…よくぞ無事に戻って参りましたね…」

騎士団長「ははぁ!!大変申し訳…は…?」

想像もしていなかった言葉に、騎士団長は顔を上げる

五森姫「早馬で最初の報告を聞いた時には最悪の事態も覚悟しました。
     実際に93名もの勇敢な者たちの命が失われてしまいました…
     でも、あなた達は返ってきてくれました。」



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