過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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659:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2012/10/14(日) 03:55:41.66 ID:0uURwvK10
それを見届けたのち、五森姫は37隊長へと向き直った

五森姫「失礼、私的な事情を挟んでしまいまして…それで、報告はあなたが?」

37隊長「は。お初にお目にかかります。木漏れ日の町駐留、第37臨時騎士隊
     隊長を務めます、37隊長と申します。」

五森姫「まぁ、隊長自ら報告に?」

37隊長「は。いかんせん事情が事情なものですから、
     他の者を通さず、直接お話するべきと思いまして。
     砦は副隊長が指揮をしております。きわめて優秀な男ですのでご安心を。」

五森姫「なるほど…ではここでは難ですわね。別の部屋を用意いたしますわ。
     侍女Aさん、お願いします。」

侍女が部屋を用意しに階段を上がってゆく

五森姫「それと…隊員E様。」

五森姫は今度は隊員Eへと向き直る

五森姫「今回は私の騎士たちを、そしてこの五森の公国を守っていただき本当に感謝しておりますわ。
     あなた方がいなかったらと思うと、背筋が凍る思いですわ…」

隊員E「いえ、我々はあくまで依頼された任務を遂行したまでです。
    それに、この国になにかあれば我々も居場所を失うことになりますから。」

五森姫「そう言っていただけると助かりますわ…」

侍女A「姫様、お部屋のご準備が整いました。」

五森姫「ありがとう、では皆さんをご案内して差し上げて。」

隊員E「あの、今更ですが…国に関わるお話に、我々が同席しても良いのですか?」

五森姫「もちろんですわ。今回の件はあなた方のおかげで最悪の事態が回避できました。
     ですからあなた方には知る権利があります。
     いえ、私達としても知っておいてもらいたいのです。」

言うと、五森姫は階段を上がって行った

侍女A「どうぞこちらへ。」

隊員E「…どうやらあの姫さん、とことん俺達を巻き込む気らしいな。」

同僚「…」



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