過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2012/11/09(金) 03:27:31.48 ID:pIMUqJPh0
商人一行を見送った院生達は宿へと戻ってきた


麗氷の騎士「さてと…じゃあ、院生さんの装備を揃えに買い物に行くか。」

燐美の勇者「まずは服装と靴だね。今の院生さんの服装だとちょっと…」

院生「で、ですよね…」

院生の格好はYシャツに上着にスカート、靴はローファーと、
大学に行くならともかく、旅をするにはかなり厳しい

燐美の勇者「じゃあ、早速行こっか。」

院生「あ、ちょっと待ってください。バッグを取ってきます。」

院生は荷物を取りに、部屋へと駆けて行った

燐美の勇者「…ねぇ、さっき商人Aさんと話してたこと…」

麗氷の騎士「ああ、昨日の夜逃げしてしまった宿にかかわる話だ。」

燐美の勇者「どうなってるの?」

麗氷の騎士「どうにもこの町だけのことではないようだ。
       半年前から、このような不可解なことがいくらか続いていると…」

燐美の勇者「繁盛していたお店が潰れたり、その逆が起きたり…
       国の方針が変わったのかな?」

麗氷の騎士「いや。ここ一年で、国からそういった発表はなかったそうだ。
       それに、事態は商店に限ったことではないらしい。
       その土地の有権者が突如、その立場を他の者に譲ったりとな…」

燐美の勇者「…妙だね…っていうか、この国の人たちはどう思ってるの?」

麗氷の騎士「皆、違和感は感じているようだが…
       去年は国全体的で収穫が少なかったらしい。
       その影響だと考えているみたいだし、
       何よりそのせいで、皆余裕がないのだろう…」

燐美の勇者「でもさぁ…」

麗氷の騎士「分かっているさ。国を抜けるまでは気をつけたほうがいいな…」

話が終わると同時に、院生が戻ってきた

院生「お待たせしました…あれ?何かありました?」

燐美の勇者「ううん、なんでもないよ。さ、いこ。」



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