過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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◆QTgLSjqNKs
[saga sage]
2013/02/01(金) 15:20:35.81 ID:926kWCny0
院生「その力を見つけられれば、燐美さん達も魔王軍と…?」
麗氷の騎士「いや…ただ見つけるだけでは駄目だ」
院生「え?」
麗氷の騎士「さっきも言った通り、存在するとされている力は何種類もある。
たとえ見つけ出せたとしても、それが見つけた者の能力に合わなければ意味が無いんだ」
院生「能力…ですか?」
燐美の勇者「そっ。たとえばボクなら剣術と、ちょっと攻撃魔法も使えるかな。
麗氷は剣と槍が得意だよね」
麗氷の騎士「ああ、それと低位の強化魔法なら使える」
院生「強化魔法?」
麗氷の騎士「一時的に魔法をかけた対象者の能力を…
たとえば私の場合は攻撃魔法の威力を少し上げることができる」
院生「へ〜」
麗氷の騎士「それで…勇者は各国より選抜されているが、何を得意とし
どういった能力を秘めているかは、それぞれまったく違うわけだ」
燐美の勇者「だからもし見つけ出せても、自分の特技や能力に合わない物だったら、
使えないってことになっちゃうんだ」
麗氷の騎士「まぁ、絶対に使えないとは言い切れないが、自身の能力に合わない力では、
ナマクラも同然だ」
院生「な、なるほど…(ゲームのシステムそのものだ…)」
麗氷の騎士「今、前線で戦っている勇者達はそれを成し得た精鋭たちだ。
その精鋭たちが押される程の相手…」
麗氷の騎士の表情が少し暗くなる
院生「麗氷さん…?」
麗氷の騎士「私のような若輩者が力になれるのだろうか…」
燐美の勇者「ダメだよ!そんな弱気になっちゃ!」
院生「!」
燐美の勇者「そのためにこうやって修行しながら旅をしてるんじゃない!
国のみんなのためにも、がんばってボクらも精鋭に加わらなきゃ!」
麗氷の騎士「そうだな…弱気になっている暇などないか」
燐美の勇者「そうだよ!麗氷はそうやって悪いほうに考えちゃうんだから!」
麗氷の騎士「すまない、空気を変にしてしまったな」
院生「い、いえ。そんなこと」
燐美の勇者「さ、行こ!ボクたちも早く戦ってる勇者達に追いつかなきゃね!」
言うと燐美は意気揚々と歩くのを再開した
院生「燐美さん…なんかすごいですね」
麗氷の騎士「ああ、あれに助けられることも多くてね」
先を歩く燐美の勇者を見つめる二人
燐美の勇者「うわっ!?」ドテッ
院生「あ、コケた…」
麗氷の騎士「……」
麗氷の騎士は頭を抱えた
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