過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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950:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2013/02/06(水) 16:18:32.34 ID:vDIEhscr0
臨時ヘリポートの側


整備長「そっちもカバーしろ。絶対野ざらしにするな!」

ヘリポートの側では、整備長をはじめとする数名がなにやら作業をしている
そこには、宿営用の天幕が複数、なぜか一直線に並べてあった

整備長「よし、防水チェックだ。完璧に頼むぞ」

整備C「うす」

整備長「やれやれ…」

一曹「空曹長、いいですか?」

作業が一区切りした所に、一曹が現れた

整備長「ああ、一曹さん。そっちは大丈夫か?」

一曹「ヘリから降ろした物資は品目ごとに集積しておきました。そっちは?」

整備長「あとは防水チェックだけだ。しかしよ一曹さん…
     仕方ねぇのは分かるが、整備士としてこいつはよろしくねぇ状態だぜ…」

整備長は連なった天幕の一番端から中を見る
その中に納まっているのはT-2練習機用のジェットエンジンだ
輸送ヘリの本来の任務は、このジェットエンジンをはじめとする機材、物資を
基地まで届けることだった

整備長「心臓同然のこいつをこんな保管の仕方をすんのは、正直目に痛い」

一曹「大変申し訳ない。しかし、我々としては唯一の航空機を
    できる限り最高の状態で使えるようにしておきたいんです」

整備長「分かってるさ。こんなデカブツ積んだままじゃ、燃費がダダ下がりだ。
     安心しな。いつでも最高の状態で駆けつけられるようにしとく」

一曹「恩にきります」

空曹長「何。正直、今の俺たちゃあんたら(陸自)におんぶにだっこの状態だからな」

一曹「それに関しては、自分も今はほとんど部下に頼ってばかりです」

整備長「だったな…悪いな、へんな愚痴聞かせちまって」

一曹「いえ。では自分は失礼します。」

一曹はその場から立ち去った



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