過去ログ - 上条「安価でエロゲの主人公をやる事になった」イヴェット「その1!!」
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7: ◆yEc0pmN/f.[saga]
2012/06/10(日) 21:04:41.32 ID:nfpQW4N/0





はぁ………と、溜息を付きながら昨日返された小テストの数々に目を向ける。





国語・66点

数学・55点

地理・44点

歴史・55点

理科・66点





オールぞろ目だ、安価スレだ、ボーナスだ、奇跡だ。
全部平均点以下な上、国語と理科以外は赤点だが。


「なんなんですかこのちっとも嬉しくない奇跡は!こんな幻想(不幸)上条さんの頭の中にだってありませんでしたよ!!?」ピンポーン


「幻想」を「殺す」自分の右手でテスト用紙を殴っても、点数は勿論変わる事は無い。
それどころかビリッ!という嫌な音と共に数学の紙が無残にも横に裂けた。後でセロテープで修復しなければならない。


「………不幸だ」ピンポーン


9割以上自分の所為だとわかっている、分かってはいるが、それでも憤りを感じずにはいられなかった。


「ちくしょうあのクソ忍者!なにが



「今回のテストの範囲把握はマカセロー(バリバリ)先生方の秘密情報、欲しくないか〜い?」



だ!!1000円も要求されたのに殆ど的ハズレじゃねーか!!こちとら貫徹するしかないから藁をも掴む気持ちで頼んだってーのに!!」ピンポピンポーン


クラスメイト達に爆笑されるは幼馴染に馬鹿にされるは挙句の果てにじい様から「特別授業」とやらを受けるよう命令されるはもう散々だった。
あいつの情報を当てにしただけ自分が浅はかだったとは思うが、とりあえずあの忍者は必ず殴ると心に決めた。


「今日と言う今日はあのふざけた目線をとってy」ピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポーン


と、ここで家のチャイムが連続してなる音にようやく意識がいった。まあこんな風にチャイムを鳴らす知り合いなど、1人しか思い当たらないのだが。







「やっべぇ!もうそんな時間か!?」





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