過去ログ - 杏子「巻きますか、巻きませんか」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:08:20.29 ID:B9gNyFpU0
杏子「……あ〜あ、暇だ」

杏子「……魔女もいねーし、何かすることねーかなー」

杏子「何か金目のもんないかなぁ。不法投棄されてないかなぁ」キョロキョロ

杏子「お?何かめっけ」ヒョイ

杏子「大きな鞄だな……」

杏子「……ギッシリと金が詰まってたりして」

杏子「とりあえず開ける」ガチャリンコ

杏子「ん〜……?」

杏子「……人形?」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:08:38.75 ID:B9gNyFpU0
杏子「人形かよ……。札束とかじゃないのかよ……。いやそりゃそうかな……」

杏子「しかしこれは……あたしは人形に関してはど素人だが……よくできている」フニフニ

杏子「うはぁ、ほっぺ柔らけぇ……。服の生地も……多分いいやつだ。綺麗だなぁ」フニフニサラサラ
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:09:56.38 ID:B9gNyFpU0
〜あんこイメージ〜

キリリ…キリリ…

人形「ワタシ、リカチャン、アナタ、ワタシノ、トモダチ」カタカタ
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:11:03.85 ID:B9gNyFpU0
人形「……」ストン

杏子「人形が浮いた!そして立った!」

人形「……」クリッ
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/06/10(日) 22:11:05.15 ID:jPrGRFt6o
移ったのか


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:11:49.76 ID:B9gNyFpU0
>>5
はい。移らせていただきました。



以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:12:22.95 ID:B9gNyFpU0

人形「私は誇り高きローゼンメイデン、第五ドール。名は真紅」

杏子「ろーぜん……めいでん?」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:12:56.85 ID:B9gNyFpU0
杏子「お、おう……」

杏子「えっと、あたしは佐倉杏子。……その、魔法少女だ」

真紅「魔法少女?」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:13:38.00 ID:B9gNyFpU0

真紅「大変ね」

杏子「まあな。……しかし随分冷静だな。目の前にいる奴が魔法少女なんだぞ」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:14:17.62 ID:B9gNyFpU0
真紅「第一に貴女、口調が乱暴すぎるし、何かと小汚いわ。可愛い顔が台無しよ。洗顔の習慣はあって?」

杏子「かわっ……、ふ、ふん。知ったことか」プイッ

真紅「さて、貴女の左手の薬指の指輪に口づけをすれば契約は完了するのだけど」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:14:45.25 ID:B9gNyFpU0

杏子「……で、真紅、つったか。お前からは魔女とも使い魔とも言わない未知の臭いがする」

杏子「あたしはよ、あんたがどこぞの魔法少女の人形を操る能力的な何かではないかと疑っている」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:15:32.51 ID:B9gNyFpU0

杏子「――で、結局言いくるめられて結局契約しちまった……二重契約だ……」

真紅「それにしてもここは汚らしい場所ね。貴女の家へ案内しなさい」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:16:23.20 ID:B9gNyFpU0
真紅「とにかく何とかしなさいよ」

杏子「何とかしろったってないもんはどうしようもねえよ。ここでも雨風はまあ凌げるし」

真紅「魔法ムレス少女」ボソ
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:17:27.24 ID:B9gNyFpU0
真紅「紅茶は出るのかしら?」

杏子「あるわけねーだろ。蛇口から水を直飲みだろ」

真紅「はあ……。最悪だわ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:18:07.85 ID:B9gNyFpU0
杏子「おっ、パイじゃねえか」

真紅「……」

杏子「あっ、いや、こっ、こいつと出会った時パイのお菓子を食ってただけだからな!」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:18:57.93 ID:B9gNyFpU0
真紅「きょっきょきょきょきょ杏子!いいい今すぐ帰りなさい!家に!室内に!屋内にぃぃぃ!」ガッシ

杏子「お、おい落ち着けよ!」

真紅「ねねねね猫はここここの世で最も恐ろしい動物なのなのなのだわだわ!それこそくんくんの敵に抜擢される程……!」パタパタ
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:19:25.25 ID:B9gNyFpU0

真紅「……行ったわね?」

杏子「落ち着いたか」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:19:56.50 ID:B9gNyFpU0
杏子「は!?何でここでマミが出てくるん……って知ってるのかよ!」

真紅「知らないわ。指輪で繋がってるから少しだけ考えがわかるのよ」

杏子「んな……ッ!?心を読まれるなんて聞いてねえぞ!」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:20:26.88 ID:B9gNyFpU0
真紅「ほら、私は鞄の中で休んでいるから、着いたら教えなさい」パタム

杏子「えー行くのぉ〜?……めんどい……」

真紅「ほら。小言を言わない。行かないという選択肢はなくてよ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:20:58.94 ID:B9gNyFpU0

――マミハウス前(見滝原)

杏子「……結局、ついちまったよ」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:21:58.81 ID:B9gNyFpU0
杏子「おい、真紅!てめぇ!鞄からちょっと隙間を開けてステッキのようなものを伸ばしてチャイム押しやがったな!」

真紅「だって、貴女がいつまで経ってもチャイムを押さないのだもの」

杏子「心の準備ってもんがあるし!気まずいんだよ!夜も遅いし!」
以下略



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