過去ログ - 杏子「巻きますか、巻きませんか」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:16:23.20 ID:B9gNyFpU0
真紅「とにかく何とかしなさいよ」
杏子「何とかしろったってないもんはどうしようもねえよ。ここでも雨風はまあ凌げるし」
真紅「魔法ムレス少女」ボソ
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2012/06/10(日) 22:17:27.24 ID:B9gNyFpU0
真紅「紅茶は出るのかしら?」
杏子「あるわけねーだろ。蛇口から水を直飲みだろ」
真紅「はあ……。最悪だわ」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:18:07.85 ID:B9gNyFpU0
杏子「おっ、パイじゃねえか」
真紅「……」
杏子「あっ、いや、こっ、こいつと出会った時パイのお菓子を食ってただけだからな!」
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2012/06/10(日) 22:18:57.93 ID:B9gNyFpU0
真紅「きょっきょきょきょきょ杏子!いいい今すぐ帰りなさい!家に!室内に!屋内にぃぃぃ!」ガッシ
杏子「お、おい落ち着けよ!」
真紅「ねねねね猫はここここの世で最も恐ろしい動物なのなのなのだわだわ!それこそくんくんの敵に抜擢される程……!」パタパタ
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/06/10(日) 22:19:25.25 ID:B9gNyFpU0
真紅「……行ったわね?」
杏子「落ち着いたか」
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2012/06/10(日) 22:19:56.50 ID:B9gNyFpU0
杏子「は!?何でここでマミが出てくるん……って知ってるのかよ!」
真紅「知らないわ。指輪で繋がってるから少しだけ考えがわかるのよ」
杏子「んな……ッ!?心を読まれるなんて聞いてねえぞ!」
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2012/06/10(日) 22:20:26.88 ID:B9gNyFpU0
真紅「ほら、私は鞄の中で休んでいるから、着いたら教えなさい」パタム
杏子「えー行くのぉ〜?……めんどい……」
真紅「ほら。小言を言わない。行かないという選択肢はなくてよ」
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2012/06/10(日) 22:20:58.94 ID:B9gNyFpU0
――マミハウス前(見滝原)
杏子「……結局、ついちまったよ」
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2012/06/10(日) 22:21:58.81 ID:B9gNyFpU0
杏子「おい、真紅!てめぇ!鞄からちょっと隙間を開けてステッキのようなものを伸ばしてチャイム押しやがったな!」
真紅「だって、貴女がいつまで経ってもチャイムを押さないのだもの」
杏子「心の準備ってもんがあるし!気まずいんだよ!夜も遅いし!」
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2012/06/10(日) 22:22:25.81 ID:B9gNyFpU0
ガチャ
マミ「はい……。あら!?さ、佐倉さん!?」
杏子「お、おう……」
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2012/06/10(日) 22:23:13.54 ID:B9gNyFpU0
マミ「え!?」
杏子「ち、違っ!」
マミ「一緒に暮らすだなんて……そんないきなり///」
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