過去ログ - 男「何か俺には許嫁がいるらしい」 幼馴染「」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:16:12.91 ID:YKQDnkfjo
─学校にて─

幼馴染「で、どうだったの?」

男の父と同じ質問に男は苦笑いを浮かべた。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:16:40.68 ID:YKQDnkfjo
許嫁「こ、こんにちは」

男「あ、こんちは…」

学校という事もあってつい挨拶が雑になってしまった。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:17:11.02 ID:YKQDnkfjo
─自宅にて─

父「学校で会えたのか?」

男「うん、部活行こうとしたら丁度教室の外でね」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:17:39.74 ID:YKQDnkfjo
父「ああそうそう、今日向こうの方からの連絡で、どうやら向こうはお前の事を憎からず思っているみたいだぞ」

男「そ、そう…なんだ…」

好意を向けられていると聞いて、つい唇がほころんでしまう。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:18:08.35 ID:YKQDnkfjo
─学校にて─
昼休みになり、男は友達と昼食を食べようと机を寄せている時であった。

許嫁「すいません…」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:19:17.79 ID:YKQDnkfjo
─学校の庭のベンチにて─
ここに来てから10分以上経ったが、二人はお互いに一言も喋らなかった。
喋ろうと相手を見るが、そこで止まってしまいまた俯く。これを何度も繰り返していた。
それもそのはずである。
許嫁は自分が男をどう思っているのか伝わっている事を知っている。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:19:44.97 ID:YKQDnkfjo
男「だから、俺はあなたの事をもっと知りたい…今言えるのはこれだけです…」

言い終えると男は顔を真赤にしてそっぽを向いた。
しばらく呆けていた許嫁だが、男の言葉の意味を徐々に理解し始めた。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:20:10.97 ID:YKQDnkfjo
─教室にて─
その頃、幼馴染は後悔していた。
今まで男に自分の気持ちを伝えなかった事を。
いや、伝えていたとしてもその結果が幼馴染が後悔しないものでは無いとは言えない。
しかしそれでも、幼馴染は後悔していた。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:20:37.38 ID:YKQDnkfjo
─自宅にて─

男「付き合う事になったから」

そう両親に言うと
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:23:43.57 ID:YKQDnkfjo
〜○月△日〜
今日から母さんの言葉で日記を書く事にする。
母さんの言っていたように、将来これを見て笑える日が来るだろうか。


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/06/11(月) 03:24:19.75 ID:YKQDnkfjo
〜○月□日〜
今朝、学校へ行こうとすると何と許嫁さんが家まで迎えに来てくれていた。
まだ気恥ずかしくてあまり喋ることが出来ず、無言状態が多かったけど
不思議と嫌な気持ちはしなかった。
それと、明日から許嫁さんが弁当を作ってくれると言ってくれた。
以下略



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