過去ログ - 澪「red zone」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/11(月) 20:00:38.69 ID:mM4hAfqU0

 性器を切り落とそうとする澪に対し、聡は凄絶な反応を見せていた。
聡は泣きながら首を振り、涙を方々に散らしている。
聡の頭部付近にできたシーツの染みは、その涙の残骸だった。
聡の性器から溢れる血も夥しく、シーツに赤色を浸食させてゆく。
根を圧迫された陰茎の先端は膨れ上がり、赤く変色していた。

「もう、少し、だ。もう少しで、ほら」

 強く握っているせいか、鋏の柄が手に食い込んで痛みすら感じさせる。
それでも澪は力を緩める事なく、鋏を握り続けた。
そうする事で、後僅かだと言う感触がより直接的に伝わってきた。
ここが最後の関門だと、痛む指に鞭打って澪は更に体重を乗せた。

 澪の受けた感触は正しかった。
すぐに鋏の刃が勢いよく閉じ、聡の性器がシーツの上へと転がる。
聡は顔を仰け反らせると、鼻から荒々しい呼吸音を漏らした。

「ああ、疲れたー。指に負担加えたりして、ベーシストとして恥ずかしいな。
さて、聡。次は、この袋だね」

 澪は血塗れになった鋏を放ると、聡の陰嚢を右手で掴んだ。
そして空いた左手で、肉切り用の包丁を握る。
鋏で切る事は、もう考えていなかった。
脂と血が付着していては、拭いた程度で切れ味が戻るとは思えない。
鋏では思っていたよりも陰茎の切断に手間取った、という理由もあった。

 澪は陰嚢を伸ばすように引くと、根元へと包丁を添えた。
そのまま、鋸の要領で切断に取り掛かる。

「──っ」

 猿轡に邪魔され喋る事ができない聡は、鼻息と身振りで痛みを伝えてきた。
身振りといっても、先程と同じく首を振るだけだった。



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