過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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2012/06/12(火) 03:19:16.95 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「そうだ、女性が贈り主の場合には基本的にはそうするらしい。
軍人や傭兵関係筋ではよく聞く話だ。
といっても今の時代はナイフではなく銃火器にだがな。
名前や座右の銘とかをサインする場合もあるが、
それはお守りとして簡易的なレベルらしく最上なのはキスマークと言われているんだ」
ペラペラペラペラ
誤魔化す様に一気にソーニャは早口で説明する、しかし説明というより言い訳かも知れない
やすな「えー…っと、と、とにかく、そのナイフにキスマークをつけるの?」
やすな「…でも、私で…いいの?」
ソーニャ「お前以上に私を心配しているヤツがいるのか?いるのなら教えてくれ」
やすな「そんなのいるわけないじゃん!私が全世界で一番ソーニャちゃんを心配してるの!」
ソーニャ「そうだろ?だからこれは私にとって世界一効果のある“お守り”になるんだ」
ソーニャ「“無事を願う”という意味では一般人の方がいいんだ」
ソーニャ「“無敵の戦績”とか“最強の戦士”を願うなら、世界一の殺し屋にでも頼むさ」
やすな「そういう…ものなのかなあ…」
ソーニャ「そういうもんなんだ。で、口紅は持ってるか?」
やすな「いきなり言われても持って無いよぉ 誰かから借りてくる?」
ソーニャ「やめろ!(理由を説明されたらたまらん!)」
ソーニャ「仕方無い、というよりやっぱり、血の方がいい」
やすな「“やっぱり血の方が”って!怖いこと言わないでよ!」
ソーニャ「何を言う。口紅よりも本人の血によるキスマークの方が効力があるそうだぞ」
やすな「効力って…血判状じゃあるまいし」
ソーニャ「血判状の方が重要な扱いだろう?…ほら。親指」
やすなが左の親指をみると、軽い傷がつけられ出血していた
ソーニャが切ったのであろうが、痛みは全く感じなかった
やすな「えっ…?あっ、いつの間に!?」
やすな(ソーニャちゃんが本気を出すとこんなこともできるんだ…)
ソーニャ「それをつけるんだ」
やすな「わ、わかったよぉ…」
恐る恐る、血を唇に塗りつけるやすな
指から目をそらしてソーニャの方を見ると、ソーニャも同じ事をしていた
やすな「ちょっ!ソーニャちゃんも何やっているの!?」
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