過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:30:23.59 ID:sk2r3j6w0
つぎのひ

ソーニャ「どうだ?分かったか?」

やすな「…分かんない」

やすなはハァ、とため息をもらした

ソーニャ「はぁ?お前はどんだけ鈍感なんだ」

やすな「鈍感って!私はソーニャちゃんの愛にはアンテナ常時4本だよ!」

ソーニャ「受信過剰じゃねーか!ってか私は愛なんて発信していない!」

ソーニャ「そもそもそんなに気にしてるっていうんだったら、すぐ気付くぞ!」

やすな「それ、どういう意味?」

ソーニャが一瞬たじろいだ

ソーニャ「し…知らん!とにかくお前が答えられるまで、これはやらん!」

前に出されたソーニャの左手が黒い二つのリボンを握っていた

やすな「あっ、それがスペアのリボンなんだね!ちょうだーい!」

しかしすぐに引っ込めてしまう

ソーニャ「だから駄目だっていってるだろ!」

やすな「いーじゃん答えは後払いで!」

ソーニャ「だーめーだ!!」

やすな「あれっ?」

ソーニャに詰め寄ったやすなはソーニャの手の異変に気付いた

やすな「ソーニャちゃん、指にばんそうこう貼ってる…ケガしたの?」

ソーニャ「あっ、ああ… これは…スペアを探している時に、部屋のナイフですったんだ」

やすな「危ない部屋だなあ…あっ、そうだ!ソーニャちゃんの家に行きたーい!」

ソーニャ「リボンはどうしたリボンは!!!」

そのひのよる

やすな「ソーニャちゃんが『試しに付けてみれば分かるんじゃないか?』って」

やすな「言ってたから、部屋にあった適当なリボンをぴょん助につけてみたけど…」

ぴょん助『どう?似合ってる?』

やすな「可愛いよー!えへへ、ソーニャちゃーん!」

ギュウッ

やすなはぴょん助を抱きしめた

ぴょん助『もー!僕はソーニャちゃんじゃないよー』

やすな「えー?リボンつけてるからソーニャちゃんだと思っちゃったー」

ぴょん助『えー?おっちょこちょいだなあー』

結局、この夜も何も閃くことはできなかった


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