過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:06:35.67 ID:sk2r3j6w0
あさ 教室

やすな(ソーニャちゃん、私より先に行ったはずなのにまだ来てないなあ)

と、そこにソーニャが教室にやってきた

やすな「…って、ソーニャちゃん?どうしたの?煤だらけじゃん?」

言葉の通り、ソーニャは全身すすだらけだった

ツインテールもキリンの様に黄色と黒のまだら模様になってしまっている

ソーニャ「やーすーなー。てめー…」

恐ろしい形相でやすなに近づき、首根っこをつかむ

ソーニャ「焼却炉にねーじゃねーか…」

やすな「へ?本当にさがしたの?」

ソーニャ「焼却炉の炎程度じゃ刃の部分は無事のはずだから探してみたが…」

ソーニャ「全く見当たらなかったぞ…」

やすな(冗談で言ったのに…ソーニャちゃん、本気で探しだそうとしてたんだ…)

やすな「い、いやその、焼却炉っていうのは言葉のあやというか皮肉で…」

ソーニャ「あぁ!?」

やすな「その…本当は…どっかに捨てちゃった」

ソーニャ「どこだよ!」

やすな「わ…忘れちゃった…」

ソーニャ「なんだと…思い出せ!思い出すんだ!」

やすな「ちょっ、締め上げても思い出せないって…」

ソーニャ「まさか、どこかで落としたってことはないだろうな?」

やすな「えーっと…それも分からないし、そうかもしれない」

ソーニャ「お前の頭はどうなってんだ!?」

ソーニャ「つまり、落としたとも、どこに捨てたとも分からないってことか!」

やすな「……そういうことに…なるね…」

ソーニャ「そんな…」

やすなを離すと、床に手を着いてガックリとうなだれるソーニャ

やすな(ソーニャちゃんがこんなにショック受けてるのって初めて…?)

やすな(ここから煽ると後が怖そうだ…)

やすな「まあ、これでおあいこだね?」

ピクッ

その言葉に、ソーニャが反応し、同時に恐ろしげなオーラを纏った


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