過去ログ - P「つまり、夢の中か」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:01:46.19 ID:pZ0kk8uso
P「貴音、いるかな?」

貴音「はい、あなた様」

 とつぜん男の傍らに滲み出たのは、まだ娘さんとでもいうべき年齢の、
 ふわふわと長い髪を波うたせたうつくしい女でした。

P「やっぱり貴音ならどこにでも出てこられるね」

貴音「謹んでどやあ、と申し上げます。ところでここは?」

P「きっと、夢の中だと思う」

貴音「面妖な」

P「まったくだ。君のかな?」

貴音「わかりません。あなた様のでは?」

P「俺の夢ならもっとうるさくてギスギスしているよ」

貴音「ふふっ。わたくしの夢ならあたりに食べ物がございましょう」

P「なるほど。俺たちじゃないなら、俺たちが知る他の誰かか」



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