過去ログ - 垣根「そんな垣根は飛び越えてやる」
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11: ◆VciN2PRcsw[saga]
2012/06/13(水) 01:21:57.76 ID:y6UXbsMw0
 垣根が潔く頭を下げ、何とか許しを得て顔を上げると、店の中から出てきた店員が垣根の元へ一直線に近づいてくるのが見えた。
 お待たせしましたー、という声と共に垣根の前にサンドイッチと紅茶が置かれる。
 チキンカツやレタスやトマトなど、たくさんの食材が挟まれているサンドイッチを見て垣根はゴクリと喉を鳴らした。


「そっちの方がカロリーは過ごそうですけどねぇ。アナタもスタイルいいのに」

「ああ、俺いくら食っても太らない体質なんだよ」

「……その体質、殺してでも奪い取りたいですね」

「アンタが殺して奪うとか言うと洒落に聞こえねぇんだよ……」


 やや引いた様子の垣根はサンドイッチを齧りながら冷や汗をかいていた。
 この女ならば、自分を捕まえて眠らせ、地下深くの実験室で解剖するくらいの事は平気でやりかねない。


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